毎日22:00過ぎまで会社にいる。13時間/24時間=54%、一日の半分以上を会社で過ごしているらしい。どうしてこんな生活を毎日繰り返しているのだろう。他の人は疑問に感じないのだろうか、早く帰りたいと思わないのだろうか、自分の時間は欲しくないのだろうか。もっと大変な人もいる、暮らすためには当たり前だ、と言われるのかもしれないが、そうまでして生きなければならない意味が感じられないのだ。いったい何のために遅くまで働いているのか、もうよく分からない。周りの人はそこまでして何を守ろうとしているだろう。
きっと、毎月の給与と引き換えに自分の時間を提供せよ、ということだろう。そうであるなら、毎月の給与額を減らせば提供する時間も減るはずだ。つまり、現状の給与額より少ない費用で生活できるなら、自分の時間が増えることになるはずだ。よって一つの方法は生活コストを下げることだ。そもそも必要な給与が少なければ、そこまで毎日働く必要もない。
もしくは、時間労働以外の手段で必要な給与を賄えればよいのかもしれない。現在NISAを活用しているが、もっと積極的に資産運用につっこめばお金に働いてもらえる。
一方で、社員は本当にそこまでの労働時間を提供しなければ会社は成り立たないのだろうか。以前にドイツの働き方を紹介する本を読んだ。
隅田 貫 ”仕事の「生産性」はドイツ人に学べ 「効率」が上がる、「休日」が増える”
全世界のあらゆる場所で同じ状況なら諦めるべきかもしれないが、世界には日本と異なる暮らし方もあることを知り、少し安心した。